こんにちは、はまみです。
15年勤めた会社を退職し、現在パート勤務をしています!
パートになれば、もっと余裕ができると思っていました。
でも実際に待っていたのは、「増えた家事育児」「どこかすっきりしないもやもや」。
この記事では、私がパートになって直面した「見えない負担」と、「夫とのすり合わせ」を通して気づいたことをお伝えします。
✅️正社員からパートになったばかりの方
✅️家事・育児の分担がいつの間にか自分に偏っていると感じている方
✅️「パートだから時間あるでしょ?」の空気にモヤモヤしている方
✅️働き方を変えたのに、前より疲れている気がしている方
✅️パートや時短勤務にしたけど「何かが違う」と感じている方
パートになったのに、なんでこんなにしんどいの?
以前、パートになりたてだった私が書いた記事で、心と時間に余裕が生まれたことを投稿しました。
3ヶ月経とうとしている今どうなのか?ということですが…
「パートになったのに、なんでこんなにしんどいの?!」(声を大にして)
パートになって責任も軽くなった、通勤距離も短くなった、勤務時間も短くなった、なのになぜきついの?
今の時間の生活スタイルに慣れたということも一つの要因かもしれません。
(私って本当に欲張りなんだなぁ〜)
なんだか前より疲れて、物忘れもひどくて、子どもに対するあたりがきつい自分。
5月には消えかけていた私の頭皮にミステリーサークルが再出現してしましました。
(円形脱毛症です)
原因は分かっています。
「家事・育児の割合が増えた」ことによって、消化できていない自分の気持ちが原因なのです。
フルタイム時代とパートの「分担比較」
我が家の家事・育児の状況の変化を表にするとこのようになります。

フルタイム時代、私が往復2時間半の車通勤ということもあり、夫が家事育児負担してくれていたなぁと表にしてみて気がつきました。
今はパートに変えたことにより、特に夕方は7〜8割くらいでワンオペをしています。
「旦那が働いてくれているから」という周りの言葉

同じように正社員を辞めた姉や、パート勤めの友人に、このモヤモヤを話をしてみました。
すると二人とも口を揃えてこう言ったのです。
「旦那が働いてくれているんだから、家事育児は自分がやって当然。
自由にさせてもらって、ありがたいと思ってるよ。」
その言葉を聞いたとき、どこか心の奥に引っかかりを感じました。
引っかかりの点は2つ。
1つは私は夫へ対して感謝の気持が足りていないかもしれないということです。
確かに私も夫が安定した職業についてくれているからこそ、
正社員を辞めるという決断をくだせたと思っています。
でも辞めた理由は少なからず「私一人のわがままではない」と思いたい自分がいたからだと思います。
そして2つめは、私は心のどこかで「家庭に入った」という意識ではなく、
”キャリアを一時的に横においただけ”というつもりでいたんだと思います。
あくまで今は、子どもが小さい「今しかない時期」を大切にしたくて、働き方を変えただけ。

「もう一度、自分のキャリアを立て直したい」
「やりたい仕事を諦めたくない」
そんな気持ちが、ずっと心の奥にあったのだと、改めて気づかされました。
姉や友人のように「自分がやるべき」と割り切ることも、もちろん一つの選択肢だと思います。
でも私は家庭と同じくらい、自分の未来の働き方を諦めたくないと感じました。
私が抱えていた”本音”と、夫に伝えたお願い

違和感をかかえながら、今の率直な状況と気持ちを夫に話をしました。
私:「パートに切り替えて余裕ができると思った、むしろ今のほうが”しんどい”ように感じている。
送迎も両方するようになって、夫の残業も増えたから夕方から夜までワンオペ。
家事・育児が増えるのは承知だったけど、なんだかパートに切り替えた意味がない気がしている。」
そして、私から夫へ2つお願いをしました。

①月1回でいいから時間給を1時間とって、お迎えに行ってもらえない?
②家事代行などの外注を使ってみたい
本音のぶつかり合い。そして見えた”お互いの限界”
夫は渋い顔をしました。

倹約家だし、できるだけお金は使わない方向でというだろうな…
私の発言に対しての夫の返事は、
夫:「今まで仕事も結構制限してきた。正直、今は自分の中でいっぱいいっぱい。
家事育児を協力したいけど、今の状況ではちょっと難しいと思っている。」
私はこの発言を受けて、抑えていたものが爆発してしましました。
私:「私だっていっぱい仕事は制限したよ!フルタイムだったけど、一回も残業はできていない。
おかげで今までの自分のポジションも失ったよ。
両立がしんどくて辞めたいと思って辞めたけど、仕事をする環境が今までと違う居場所になったからというのも理由なんだよ。」
2年間ぶつけられなかった気持ちが今になって溢れてしまいました。
夫:「これまで残業させてもらえてる、働ける環境であることはちゃんと理解できていなかったかもしれない。申し訳ない。ただ、それでも今は状況的にしんどい。」
これが夫の本音でした。
夫のこの話を聞いて、夫のがんばり時が今来ていることを私自身も実感しました。
私たちが決めたこと|「外注」も選択肢に
お互い本音も言い合ってすっきりしたところで、対策について考え直しました。
「お金の心配はあるけれど、二人で解決できないことは第3者の力を借りてやっていこう。」
どちらかが我慢するのではなく、”外の力”を借りてどちらもがんばる環境を作ってみることにしました。
もしかすると、外注が合わないことも考えられます。
とにもかくにも試してみて、そこから考えてみようとすり合わせできました。

フルタイム時代は、顔を合わせる時間も少なく、自然と話をする時間が減っていることにすら気づいていなかったな…
まとめ|家族はアップデートしていける

それぞれの頑張るタイミングがある。
頑張るタイミングがズレていれば、頑張る方を支える。
頑張り時が同じタイミングならすり合わせてその時の最適解を導き出す。
だからこそ言葉に出して伝え合わないと最適解を導き出すことは難解になってしまうなと感じました。
家族のかたちは変化していきます。
分担も見直しつつ、そして感謝の言葉も忘れずに日々アップデートしていきたい。
「がんばり時」を支え会えるように。
そして、お互いに「ありがとう」を忘れないように。
今日もそんな暮らしを、少しずつ重ねています。
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